導入事例
竹中工務店 様
越谷レイクタウンウォーターサイドフェス「Lake and Peace 2022」にて、水上移動屋台による飲食を検証したシーン
水辺を自由に動く床
海床ロボット
都市の水辺には、まだ十分に活用されていない空間が多くあります。
その可能性を広げるために竹中工務店様が企画し、炎重工がロボット開発の主軸として参加して生まれたのが、
「海床ロボット(UMIDOKO ROBOT)」です。
海床ロボットは、3m四方の“浮かぶ床”が自動で航行し、離着岸まで行う都市型の自動運転船。
水辺をもっと身近に、もっと使いやすくするための新しいモビリティとして、
2021年から大阪城公園を中心に実証が続けられています。
活用方法
How to use
海床ロボットとは
開発の歩み
2021|初期実証:自動走行と自動離着岸の成功
タブレット操作による自動走行、精密な位置制御による自動離着岸を実証しました。
2022|複数ロボット連携:水上で“店舗”が動き出す
座席型と店舗型のロボットが連携し、自動航行 → ドッキング → 飲料提供という一連の動作を実現しました。
2023|社会実装を見据えた改良
浮体構造に制御盤・バッテリーを一体化した新型機体を製作。
炎重工は航行制御の信頼性をさらに高め、都市インフラとしての運用を見据えた改良を進めました。
2024〜2025|環境データを活用した高精度自動運航へ
水上ドローンによる水域監視、マルチビームソナーによる水深マッピング、LiDARによる位置補完などを統合した制御システムを構築しました。
2025年大阪・関西万博での実証
海床ロボットは万博の「ロボットエクスペリエンス事業」に採択され、会場内の水域で運用性や安全性を確認する実証を行いました。竹中工務店様は運用設計や実証環境の整備を担当し、炎重工はロボットの安定運用と技術提供を担いました。
海床ロボットコンソーシアム
この取り組みは、竹中工務店様と炎重工だけで進められてきたわけではありません。
両社は 「海床ロボットコンソーシアム」 の一員として、様々な企業・団体とともに開発・実証を行ってきました。
コンソーシアムは以下の企業・団体で構成されています(敬称略)。
・株式会社竹中工務店
・国立大学法人東京大学 海洋工学部 清水研究室
・株式会社IHI
・炎重工株式会社
・株式会社水辺総研
・新木場海床プロジェクト
・一般社団法人ウォーター・スマート・レジリエンス研究協会
・あいおいニッセイ同和損害保険株式会社
・ココホレジャパン株式会社
構造設計、環境センシング、デジタルファブリケーション、安全性検証、保険設計、学術研究など、多様な専門領域のメンバーが協働することで、海床ロボットの社会実装に向けた体制が整えられています。
炎重工はコンソーシアムの中で役割を分担しながら、プロジェクトを推進してきました。
水辺がもっと楽しく、もっと使いやすくなる未来へ
海床ロボットは、都市の水辺を「ただの景色」から「使える空間」へと変えていくプロジェクトです。
小さなロボットが動き出すことで、水辺の可能性はこれからさらに広がっていくと考えています。
参考リンク
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